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【検証】キッテオッテおすすめ「切る」文房具

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本当の「おすすめ」はどれ?

工作にははさみやのり、テープ、ペンや絵の具などいろんなアイテムを使います。でも、「はさみ」だけでも刃が厚いものや薄いもの、長いもの短いもの、チタンコートにフッ素コート、グリップの形状や素材の違い…、選ぶポイントがたくさんあってどれがいいのか迷ってしまいますよね。

切るのは工作用のはさみ、貼るのはスティックのりさえあれば充分じゃないの!?という気持ちになってきたので、私たちキッテオッテが普段使っている工作アイテムを検証して、どれが本当に必要なのか確かめてみたいと思います!今回は「切る」アイテム!

さっそく検証スタート!

ここからはキッテオッテの独断と偏見で、実際に文房具を使いながら特徴をお伝えします。

■ はさみ部門

まずは、キャンペーンのプレゼントにも使ったほど、私たち一押しのアイテムから。一見なんの変哲もない普通のはさみ…、ですが、持ってみるとまず“軽さ”にびっくり!たくさん切っても、手の負担が少なくすみそうです。そしてよく見ると刃が少しカーブしています。この曲線によって、根本から刃先まで子どもの握力でもしっかり切ることができるのだそう。

すいすい切れて気持ちいい!これは細かい作業より、大きな紙をぐんぐん切るような大胆な工作に向いているかも。気持ちよく切れるので、子どもの「はさみデビュー」におすすめです。ケガをしないように刃先が丸くなっているのもポイント。ただし、この丸みのために、刃先で切ると切断面の先が少—しだけ粗くなる印象。仕上がりにこだわりたい場合は刃先を使わない工夫が必要です。

グリップ部分は2層になっていて、指への負担が少ないのだとか。フッ素コーティングなのでガムテープを切ってもベタつきにくく汚れにくいです。大人用のサイズもあるので、親子おそろいで使うのもかわいいですね。

こちらは人差し指ではなく中指を通すデザイン。自然に握りやすく、指への負担が軽いのが特徴です。

フィットカットカーブと比べると「気持ちいい!」ではなく、サクサクと着実に切っていく感覚。長くスリムな刃は、直線をキレイに切ることはもちろん、細かい作業に向いているよう。刃先で切っても美しく仕上がります。子どもが「細かくてむずかしい、もうむり!(泣)」と投げ出したときにフォローするために、ツイストリングを持っていると重宝しそう。

カーブした刃はフィットカットカーブに似ています。大きな違いは、刃の長さ。というより、短さ。持ち手が長く、刃が短くなっています。てこの原理で子どもの握力でも竹ひごやダンボールがしっかり切れるのだとか。

左がフィットカットカーブ、そして右がクツワの工作はさみです。左は断面が少し潰れていますが、クツワの工作はさみで切ったダンボールは断面がつぶれずきれいなまま。他と比べて断面付近のシワが少ないのが分かりますか?小さな差にも感じますが、工作が仕上がったときの美しさには大きな差がでそうです。

■ カッター部門

エントリーNo.4

続いてはカッター。やはり工作をしていると、はさみでは難しい作業がたびたび登場しますからね。

そこで「キッズ向け設計」のカッター。どこがキッズ向け設計なのかと言うと、刃がプラスチックで覆われているんです!天才!

刃先だけがプラスチックから出ているので、万が一の場合にもケガが最小限で抑えられるという、見守る側も安心の設計。もちろんオルファなので、切れ味が落ちてきたらプラスチックカバーのまま刃を折ることができます。ただしこのカバーがあるため、ダンボールのような厚みのあるものは切れないというデメリットも。

ちなみに今気づいたのですが…、刃の向きを変えられるので、左利きにも対応しています!

もう「オトナも子どももキッターで安全に工作したらいいじゃん」という気持ちになってきましたが、もっと厚みのあるものを切りたい!という場面もあります。そんなときは「万能」と名のついたこちら。

厚型の刃をコンパクトなボディが包み込んでいるので、握りやすさと確かな切れ味をあわせ持った、まさに万能のカッター。紙を滑らかに切るのはもちろん、ダンボールでも軽い力でスパッと切れます。

そしてぜひ実物で感じてほしいのが、刃を出すときの“音”。カチッカチッと、なんとも心地良い音がするんです…。つい用もないのにカチカチしてしまいそう。ちょっと不審なのでお気をつけくださいね。

■ 番外編

ちょっと変わり種のこちらは、正円をかんたんに切り取れる専用のカッター。コンパスで輪を書いて切ればいいでしょ、と思ってしまうかもしれませんが、やっぱり仕上がりが全然違います。ピンを刺さないので、円の真ん中に穴が開かないというメリットも。

サイズは直径1.8センチから17センチまで。刃が小さく刃先が少ししか出ない設計なので厚紙やダンボールは切れませんが、コンパス型のものに比べて安全に感じます。見た目の質実剛健とした雰囲気も、「仕事道具」という感覚でかっこいいかも。上手く切るには、丸い部分をしっかり抑えて、切れていることを確認しながら回すこと。切り込みが浅い場合は2周3周と回してみましょう。

子どもってぴりぴりちぎるのが好きですよね。なんとそのミシン目が、ご家庭でもかんたんに作れるんですね〜。入場券や参加券など、いろんなチケットを作って遊びましょう!

「肩たたき券」もご覧の通り、本格的に!でもこんなものを我が子からもらってしまったら一生ぴりぴりできない気がします。(かたたき券になっているのはご愛嬌…)

でもやっぱりぴりぴりしたくなったので、ぴりぴりしました。半券は家宝にしましょう。

結論

「切る」アイテムの中で、最も工作に適したものはどれだったのか!?
フィットカーブ?ツイストリング?工作はさみ?キッター?万能カッター??
キッテオッテの結論は…

長々と書いてみましたが、全部いる!というふざけた結論になってしまいました。

子どもにはフィットカットカーブとキッター、オトナにはツイストリングと万能M厚型、ダンボールをざくざく切るときは学童工作はさみ…と、それぞれを使い分けるのが一番。やっぱり適材適所だなあと実感。

もちろん文房具はすでにお持ちの方が多いと思いますので、「そろそろ子どもにもカッターを買おうかな」「はさみの切れ味が落ちてきたな」など不足を感じたときは、ぜひキッテオッテの「おすすめ工作アイテム」を参考にしていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人

増田 ななこ

ラジオを愛する元テレビディレクターのコピーライター。人生で初めて読んだ漫画は『銀牙 -流れ星 銀-』です。