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夏休みの子どもたち。

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キッテオッテのスタッフにはふたりのママデザイナーがいます。
光森さんは小3と年長のふたりの男の子、清水さんは小1の女の子と年中の男の子のママ。
ちょっと時間は経ってしまいましたが、この夏休みに子どもたちが自然とキッテオッテして遊んでいたというエピソードを聞いたのでお伝えしますね。

光森さんは子どもを連れて、実家の岡山へ。
豊かな自然の中で虫捕りに夢中になり、弟くんは都会ではあまりお目にかかれないトンボやバッタにハマったのだそう。その姿を見ていたお兄ちゃん、なんと捕まえた昆虫を折り紙で作りはじめた!
折り紙にそれぞれの種類の模様を描いたオニヤンマ、赤とんぼ、ぺったんこにしてヒラタクワガタ…。
お兄ちゃんの手から生まれてくるアイデアいっぱいの紙の昆虫たちに、弟くん大喜び。
夏の遊びがかたちとなって残った、微笑ましいエピソードです。

そしてもうひとりのママ清水さん家は、夏休みのある日、あまりの暑さに外へ出られないと家にこもっていました。
大人にとっては静かな時間も、子どもにとっては退屈なだけ。そんなとき、パパがお菓子の空箱をどこからか持ってきた。
何がはじまるのかとママが注目していると、紙を切って貼って立体にしたお手製ビー玉迷路を子どもたちと一緒に作りはじめたそうです。
あとは子どもたちでルールを作って遊ぶだけ。「落とし物を拾ってオニに届ける」という子どもならではのユニークなルールで、ビー玉を転がして遊び続けたそうです。

手で作りはじめると、もっとこうしたいという気持ちがわいて、手とアタマが同時に動いていくような感覚になります。そうして思い通りのかたちになることも喜びのひとつ。
遊ぶだけでない「作る楽しさ」が、子どもたちの心のどこかに夏休みの思い出として残っているといいなと思います。